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2005年12月01日

●Googleが双方向TV分野に進出か?

Googleが新たに双方向テレビ(インタラクティブテレビ)分野に進出する可能性が出てきた。新たに求人広告を出したことがきっかけでこの事実は明らかになった。

[問題の求人広告]
http://www.google.com/support/jobs/bin/answer.py?answer=30312&query=tv&topic=0&type=tv

この求人はMountain ViewのGoogle本社での仕事で、職種は「Software Engineer, Television Technology」となっている。仕事の内容としては

We are hiring well-rounded software engineers with a proven track record in creating and deploying robust high-volume interactive TV applications and services.

とあり、双方向テレビアプリケーションやサービスの開発だ。必要とされるスキルとしては例えば
Experience with interactive TV standards such as DVB, MHP, OCAP and DOCSIS.
Experience deploying TV applications with cable and telecom partners across the world.
Experience with user interface development for content-rich applications, cable and IPTV headend systems, and digital video technology in embedded systems a plus.

とテレビを強く意識させる内容だ。双方向テレビの標準規格を熟知し、ケーブルテレビ局や通信会社でテレビアプリケーションを配信した経験があり、デジタルテレビ向けリッチアプリケーションのユーザーインターフェース開発経験がなければならない、というのだ。

Googleがテレビ事業に参入するなら、米国で言うならTiVoなどHDDレコーダのサービス事業が考えられる。もしかしてTiVoを買収するのだろうか?TiVoは既に日本進出を明言しており、日本の複数の家電メーカーとハード開発で交渉していると報じられている。もしそう言う流れになるのなら、日本のテレビ市場も一変する可能性がないとは言えない。

そこでGoogleはなにをするのか?Googleのコアビジネスは広告だ。TiVoが現にやっているようにテレビCMをダウンロードしてSTBに溜めておき、AdSenseのように番組コンテンツに合わせて表示する、というようなビジネスモデルか?

例えばこんなシナリオはどうか?HDDレコーダに録画してある旅番組を見終わるとCMを見るかどうか尋ねられる。CMを見るとケーブルテレビの月額料金が100円値引きされる。そのCMは楽天トラベルによる番組で、今旅番組で見たばかりの旅館の予約がその場で出来る(画面上のリッチアプリケーションで)。次に表示されるのは番組で紹介されていた松阪牛ステーキのお取り寄せパック。これもリモコンのボタンを押すだけで購入できる。

こんな時代になると、テレビCMは単に見るだけでなく、直接購入プロセスにまで介入できるようになってくるだろう。Googleはどこまで考えているのか。

Googleは既に元米副大統領のアル・ゴア氏が経営に参加するケーブルテレビ局Currentと番組制作、配信で協力関係にあり、テレビ事業に興味を示していた。

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