●GoogleがOfficeスイートを出したらどんなサービスが出来る?
GoogleがWritelyを買収したことで一気にオフィススイート市場でMicrosoftとGoogleが対決しそうになってきた。果たしてどっちが使いやすくなるのだろうか?ちょっと考えてみた。
現時点での状況。
Microsoft Wordに対するGoogle Writely(仮名)
Microsoft ExcelにGoogleの対応サービスなし
Microsoft PowerPointにもなし
Microsoft Accessに対するGoogle Baseか?
Microsoft Outlookに対するGmail+Google Calendar?
おまけで
Microsoft Moneyに対するGoogle Finance?
こうしてみると、Googleが今後ExcelとPowerPointに対応するサービスを買収する可能性は高い。どんな会社があり得るのか?
まずスプレッドシートのサービスを提供している会社として有名どころでは、
[iRows]
http://www.irows.com/
[Numbler]
http://www.numbler.com/
[Num Sum]
http://www.numsum.com/
[ThinkFree]
http://online.thinkfree.com/
このうちThinkFreeはワープロも含むブラウザオフィススイートだからちょっと条件を満たさないけれど、買収されるかはともかくとして、おもしろいことには違いない。
毛色が違うところでは
[wikiCalc]
http://softwaregarden.com/wkcalpha/
なんかもある。これは歴史的なスプレッドシートソフト「VisiCalc」開発者Dan Bricklin氏が開発しているソフトだ。現在アルファ版である。
PowerPointに対応するサービスとしては、
[Gliffy]
http://www.gliffy.com/
がある。これなどはPowerPoint的使い方も出来るが、Microsoft Visioとも対応するくらいの使い方が出来そうだ。
しかし、GoogleがMicrosoftとまったく同じサービスをWebでやったところで意味はない。問題はどちらが使いやすくなるかどうかだ。そこではWeb2.0的思考がおもしろいのではないかと思う。
Writelyの場合、作成した文書はタグで分類するのだが、このときWeb全体に公開することもできる。これを使って似たような文書を最初から作る手間を省けないだろうか?
頂き物のお礼状を書けと上司に言われた新入社員はこれまでなら「手紙の書き方」なんていう本を見ながら書いただろう。でも公開タグから似たような文書を検索できれば、もっと優れた礼状のテンプレートを発見できるかも知れない。何よりも、英語とか、もっと言えばスワヒリ語の礼状だってきちんとしたテンプレートが見つかれば辞書を引き引きなんとかなりそうだ。役所や学校に提出する書類、特定の企業への営業に成功した手紙の実例、そんなことでも個人情報にさえ配慮できれば凄いことになる。
ExcelやPowerPointに対応するサービスでも同じ事が言えそうだ。ある企業では当たり前の計算式でも、他の会社では目から鱗が落ちるということだってあるのだから。
その上でGoogleが保存容量無制限のオンラインストレージ「GDrive」を準備中との噂がある。Officeスイートがあって保存用量に制限がないのなら、果たしてWindowsにお金をかける必要があるのか?Microsoftが必死になる気持ちはよく分かるのだ。
ちなみにGoogle Calendarに関しては随分前から噂が絶えないのだが、最近スクリーンショットが流出した。かなり綺麗な画面で、これもまた楽しみなサービスである。果たしてOutlookキラーになれるのか。
[Google Calendarのスクリーンショットを掲載したTechCrunchのエントリー]
http://www.techcrunch.com/2006/03/08/exclusive-screenshots-google-calendar

