ローンを経費扱いする際に一括払い扱いにすることもできる

カードローンや何かを購入した時に分割してローンを使うという方法があります。大きなものを購入するときに使ったりしますが、事業用の場合は経費にすることができます。支払う利息なども経費扱いにすることができますし、何かとローンは利用しやすいのですが出来るだけ経費を多くしたいという考え方を持つのが普通ですよね。なぜならそのほうが利益が少なくなって結果的に税金を支払う額が非常に少なくなるからです。多くの企業が出来るだけ税金を払わないようにと利益を圧縮してかかっています。ですから大きな買い物の場合は分割で減価償却して行かないといけないわけですが、実は中小企業の場合はそういった減価償却をしないでも、経費扱いにして一括で処理することも可能なのです。

元々会計にはルールがちゃんとあって、大きな買い物については減価償却していくことになっています。大きな買い物というのは長年使うもので、ビルなどの不動産に机などの什器やパソコン等です。こういったものを購入した時には耐用年数で割った分しか経費に入れることはできませんでした。大企業は今でもそうですが、中小企業の場合は特別措置としてある程度小さい額であれば損金算入できるようになっているのです。つまり経費として一括で扱えるということです。これはだいたいパソコンなどの小さなものであればできるようになっているということです。詳しい品目については税理士さんに聞いてみるか、もしくは税務署のホームページなどで確認する必要があるでしょう。

この方法を知らなければコツコツと減価償却をして少ない額の経費で税金を払っている人がいるかもしれません。そのような方法は正しいのですが、お金に余裕のある大企業だけに任せておけばいいのです。中小企業であればローンで購入した固定資産については、でいるだけ一括で経費として処理するほうが無難でしょう。結果的に経営も楽になるでしょうし、業績を伸ばして従業員や取引先を幸せにするためには必要なことであると言えると思います。

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